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不動産を買う時には注意!登記を確認しよう
不動産購入の基礎知識

「登記」は、不動産を購入する際には非常に重要なものです。誰の不動産なのかから、借金付きかどうかまでわかるものだからです。これから不動産の購入を検討されている方のために、トラブルを回避するポイントを解説します。

不動産登記とは?

「不動産」とは土地と建物のことをいいます。そして「登記」とは、不動産がどこにあって、面積はいくらであるか、その持ち主の住所、氏名を一般に公開するために記録されたもののことをいいます。
どうしてこのような個人情報を一般公開するのかというと、不動産の所有者を公開することによって、売買の円滑化を図るためです。
誰が持ち主なのかがわかりやすい動産とは違い、不動産の所有者は常にその土地にいるわけではなく、誰なのかわかりづらいものです。
また、1つの土地を2人以上の人が持分で所有している場合もあり、登記を確認してみなければわからない情報もあります。登記とは言い換えてみれば、「この土地は私の物ですよ」と公言するようなものなのです。

不動産を買う前に「抵当権設定登記」がないか確認を!

登記には、いくつかの種類があります。自分の所有を示すものだけではなく、「抵当権設定登記」というものもあります。これは簡単に言うと、その土地がローンの担保となっていることを示すものです。
抵当権設定登記のついたままの不動産を購入すると、同時にそのローンまで引き受けることになってしまいます。決済時に確実に抹消登記ができるのかを確認しなければいけません。
この他にも、地上権や根抵当権の設定登記などもあります。また、土地の地目が農地になっていると家は建てられません。「宅地」になっていることをしっかり確認するか、地目を変更する手続きを行いましょう。

登記の手続きと注意点

気になる登記の手続きですが、司法書士や土地家屋調査士へお願いします。手数料は登記の内容によって10〜30万円前後となります。費用を抑えたいという方は自分で登記をすることもできます。
なお、手数料とは別に登録免許税という税金も必要です。不動産の評価額によってはかなり高額になることもありますので、資金計画では忘れずに計上する必要があります。
手続きは少々煩わしいのですが、これをきちんとしていないと、トラブルに見舞われてしまうこともあります。
土地の売主が別の人にも同じ土地を売るという二重売買が民法上認められています。この場合、先に登記を済ませた方が所有権を取得できるというルールが民法に規定されています。
不動産を購入すると同時に登記の手続きも済ませておかなければ、他人に取られてしまうこともありますので、よくよく注意するようにしましょう。
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